「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHIMIST」 第17話『冷徹な焔』
第17話「冷徹な焔」
ヒューズ殺害の犯人の容疑者とし、取り調べられるマリア・ロス。
その証拠は、1発の45㎜口径の銃弾がマリア・ロスの口径と
一致し、1発の銃弾の補給を申請した事。
第五研究所で銃弾を撃ったと主張するが、聞き入れてもらえず、
当日の犯行時刻に現場付近で目撃したと証言があると、窮地に
陥るマリア・ロス。
「少尉を犯人に仕立て上げるつもりか。」
マリア・ロスと共にエドたちを助ける為、第五研究所で発砲したと
報告するが無視されたと、ブロッシュの言葉を聞くアームストング。
「どうすっかな・・・どうして欲しい?」
ヒューズの死に落ち込むエドたち。
これから、どうするの?と尋ねるウィンリィはエドたち本人の事で
相談された事は無いと、エドのその言葉に驚く。
「怖かったよ・・・。ヒューズさんが殺されちゃうような、危ない
場所で、エドもアルもずっと戦ってる・・・そう思ったら、すごく
怖くなったの。」
死んでしまい、急に居なくなる・・・父さんや母さんのように。
元の体には戻って欲しいけど、危険な旅は止めて欲しい・・・
どうしたいか、分からないと、ウィンリィ。
夕刊を見て、表情が変わりマスタングと連絡を取るファルマン。
「こいつは、あの時の姉ちゃん・・・。」
夕刊を見る、ナンバー66(バリー・ザ・チョッパー)。
そのころ、エドたちも夕刊を読み、驚愕する。
マリア・ロスをヒューズ准将殺害事件の犯人と断定
そう、書かれていたのだった。
留置所へ、連行されていたリン・ヤオ。
その留置所へ堂々と進入し、暴れるナンバー66。
出してくれと言う、リン・ヤオがシン国から来たと聞くと、ついて
来いと助けるナンバー66。
「そんな・・・」
マリア・ロスの元へやって来た、ナンバー66から、犯人断定との
記事を読み、愕然とする。
「お父さん、お母さん、ごめんなさい・・・。
逃げるわよ、逃げりゃいいんでしょ?
ちゃんとエスコートしなさいよ このバカ骨鎧
」
女は度胸!!
顔を叩き、覚悟を決める、マリア・ロス。
そして、逃げ出したマリア・ロスに射殺命令が下される。
逃げ出した、マリア・ロスたちと出会うエドたち。
ナンバー66は、裏道から倉庫街へ逃げろと言い、エドたちと
対峙する。
暗闇を逃げる、マリア・ロス。
しかし・・・行く手を阻むように現れた、ロイ・マスタング。
「マリア・ロス・・・だな?」
爆発の炎が上がる。
「おお、やったか」
火柱を見て、そう言う、ナンバー66.
駆けつけたエドの前には黒焦げになった、マリア・ロスらしき
死体が、転がっていた。
「やあ、鋼の。」
「どう言う事だ・・・? どう言う事だ 大佐っ
」
抵抗したから殺した、そう答えるマスタング。
検死により、マリア・ロスと断定された。
声を押し殺すように、正直で、真面目で思いやりがある部下
である彼女が殺人を犯した事を謝るアームストロングであったが、
その目は怒りで、マスタングを見つめていた。
疲れているから、休暇を取れと言う、マスタング。
マスタングとロスの出来事をラストに報告するエンヴィ。
マスタングを大人しくさせるには、詰めが甘いとラストは言うが、
エンヴィは反感を買っていて、部下も愛想が尽きるだろうという。
休暇届けをマスタングに出した、リザ・ホークアイ中尉は扉を
おもいっきり叩きつけて出て行く
その姿を見て、不適な笑みを浮かべるマスタング。
「大丈夫だよ、彼女は休みだから。」
リザが居なくなり、エリザベスに電話をするマスタング。
ほんっとうに、あの人、お守りだったんだなぁ。
と、羽目を外すマスタングを見て、リザを思う面々
落ち込むエドたちの部屋に突如、アームストングが現れ、
リゼンブールへ行くと、アルとウィンリィを残し、エドを強引に
連れていく。
「これも、命令だからな。 あの男の・・・」
いい加減にしてくれと言うエドに、そう答えるアームストロング、
その表情は真剣であった。
「これで邪魔者は居なくなった。」
エドとアームストングが汽車に乗ったという報告を受け不適な
笑みを浮かべるマスタング。
「人手はこれで十分よ。
さあ、出番よ・・・バリー・ザ・チョッパー。」
留置所襲撃犯はナンバー66だとラストにエンヴィは言う。
マスタングとのつながり、そして、何処に逃げたのかとエンヴィに
聞くが、人手が足りないというラスト。
そのエンヴィの言葉を聞いて、檻の中を見つめるラストであった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マリア・ロスの運命は、いかに・・・?
前作とは、まったく違う、マリア・ロスの立場にビックリです。
このまま、死んでしまう事なんてないよね?
こんなヒドイ仕打ちを受けるなんて・・・
ヒューズ殺害の犯人は賢者の石などの秘密を知る者と
知っているマスタングですから、本当に抹殺したとは、当然、
考えられません。
マリア・ロスの供述は、撃たれた当事者であるナンバー66に
聞けば、冤罪なのは明らかですし、ナンバー66がロスを救出
する際に、シンの国から来たという言葉を聞いて、リンを助け
たり、している事を考えると、殺したフリをして、真犯人を油断させ
ボロを出させる。
そして、マリア・ロスをリンに頼んで、シンの国へ亡命させる・・・
といった展開でしょうか?
あれだけ、マスタングに対し怒っていた、アームストロングが
あの人の命令(マスタングの事だよね?)だからとエドを連れて、
行くあたりを考えても、マスタングから真意を聞いたと考えるのが
自然ですし、腹心のリザが、怒って休暇を取ったのも、演技で
真の殺人犯を欺く為でしょうしね。
それとも、敵を欺くには、まず味方からなのかな?
実際、コナン君なら間違いなく、疑うところでしょうが、エンヴィは
油断しちゃってますからw
そして、最後に登場した、もう1人?のバリー・ザ・チョッパー。
これは、いったい何者なのか?
ナンバー66はアルと同じように魂が鎧に定着している訳です
から、その肉体そのものなのでしょうか?
マリア・ロスの消息とともに、バリー・ザ・チョッパーの正体が
気になってしまいます。
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