「CANAAN」 第9話『過去花』
第9話「過去花」
マリアたちと出会い、慌てて逃げるユンユン。
「乗って行け、ついでに饅頭人数分だ。
お前の分も含めてな。」
サンタナに言われ観念したように一緒に車に乗るユンユン。
シャムの手紙を見つめるアルファルド。
リャン・チーがファクトリーに着いたと報告するカミングズ。
「勘違いするな。
切って捨てろ・・・リャンを殺せと言ったんだよ。」
動揺するカミングズを見て自分が向かうとアルファルド。


「殺される為に生きるんだったら、いっそ自分でひんだほうが・・・」
話すユンユンのホッペを引っ張るハッコー![]()
「組織抜けるって言う事は・・・そう言うことっす。」
薬が無くなると死ぬ・・・それならば、生まれ育った村で死にたい
そう思ったユンユン。
「
なんて言うか・・・よく暴力にさらされる一日っすね
」
死んじゃイヤだと、ユンユンをポコポコ叩く、マリア。
「命を諦めてるような感じ・・・なんかイヤだよ。」
ユンユンが死に悲しむマリアを見るのは悲しい気がするとカナン。
突如、カナンたちを襲うヌイグルミ?を被った男。
殺しちゃダメだとユンユン。
ハッコーの「殺さないで
」と叫ぶ声で血を出し倒れる男を見て
サンタナは言う。
「こいつはアンブルーム。
けして、花を咲かせる事のない種・・・出来損ないさ。」
御法川は、死んだ男の写真を撮れとマリアに言うと嫌がるマリア
だったが、御法川の真剣な顔で、決心したように写真を撮る。


誰一人いない、村に着いたカナンたち。
サンタナは御法川に過去を語り始める・・・。
サンタナはかつてラングレー、CIAに在籍してた。
そして、この村である実験をおこなった。
それは、この村で伝染病が感染拡大するからとCDCを装い
消毒剤を散布した・・・UAウイルスという名の消毒剤を。
そして、そこで行われたのはUAウイルスの副作用を利用した
クリーチャー製造の為の実験、フラワーガーデン計画である。
抗ウイルス剤の実験だと信じていたサンタナはCIAを離れ、再び
村へ訪れ、何をしたのか調べに向かった。
そこで出会ったのがNGOの夏目であり、CIAの犯した罪を
調べる事が表向きで、CIAを強請る事であったが、結果的に
サンタナと夏目は利害が一致し、この村で何が起こったのか?
そして死体の行き先を調べる事にした。


家族が死に1人生き残ったユンユンは施設に連れて行かれた。
そして、その施設を造ったのが蛇・・・アルファルドであった。
「あの人・・・そういう事をする人じゃない気がして・・・」とマリア。
ユンユンやハッコーのようなボナー、つまり特別な体を持った者は
まだ良い方で、ボナーにすら成れなかったアンブルームは失敗
理由を調べるため飼い殺しにされているという。
過去に決着をつけると決意するサンタナは御法川に言う。
「もし俺に何かあった時には、この悪夢から彼女を・・・」
そう言いかけた時、リャン・チーのヘリがカナンたちを襲う。
「愛の障壁っ
」
ミサイルがカナンを襲う。
しかし、アルファルドのヘリが今度はリャン・チーを急襲する。
「姉さまが・・・姉さまが、わたしを殺そうとしている・・・。
カナンではなく、わたしを・・・」
怯えるリャン・チー。

「リャン・チー様を殺されるおつもりなんですね?」
アルファルドに震えながら銃を向けるカミングズ。
「お・・・お覚悟ーっ
」
丸い黄色い弾がアルファルドの肩に当たる。
決死の思いで引き金を引くが、アルファルドが交換したエアガン
であった。
「最後に一言だけ許してやろう。」
アルファルドの銃口がカミングズに向けられる。
「あ・・・あ・・・あ・・・。」
愛~っ!!

「だって、だって、愛なんだろ?」
自らの命を省みず、求め焦がれるもの・・・その正体に興味が
あると、カミングズを許すアルファルド。
「いつかと同じ・・・」
瓦礫に埋もれたカナンはアルファルドの姿にシャムを重ねる。
「もしかして、わたしの色が見えないのか?」
驚くカナンを見て異変に気が付くアルファルド。
「シャムはわたしの光りだった。」
「だった?過去形だな。」
シャムを殺したアルファルド。
「わたしには新しい光がある・・・」
本当の力を見せてみろ、見せる前に死ぬなとアルファルド。
「薄い・・・茶色・・・シャムと同じ色・・・」
色が見えるようになったカナン。
色を言ってみろというアルファルドを拒むカナンだったが、観念し
そういうと気絶する。
「お前が、シャムの希望だなどと、とんだ勘違いだ。
カナンの名を持つ存在は2人はいらない・・・」
気絶したカナンを外へ連れ出すアルファルド。


銃口をアルファルドに向けるサンタナ。
「わたしはファクトリーへ向かう。
あの場所に、汚れた花が咲かぬよう、全てを破壊する。」
同じ目的なら、逃がしたほうが得策だというアルファルドは
続ける。
「目覚めたら伝えておけ。 お前の本当の名は絶望だと。」
「次の舞台は決まったな。 呪われし花園だ。」
立ち去るアルファルドを見届け、サンタナは言うのであった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
消えた村、アンブルームなど重要なキーワードが色々と明かされ
ましたが、あまりにも辛すぎで悲しすぎる展開です![]()
久々に登場したユンユンも『組織を離脱=死 』と言う事実を
受け入れ、覚悟をした組織との決別だったのですね・・・。
そんな悲愴な決意のユンユン。
死亡フラグは消えてませんが、施設であるファクトリーに行く事で
新型抗ウイルス剤とかで、生き延びる希望を見つけて欲しいもの
ですね。
震えながらもリャン・チーを助ける為、アルファルドに銃を向けた
カミングズの勇気に感動![]()
ただ、愛~って叫んでポーズをとるあたりは、お笑い担当から
抜け出せないのね![]()
ともかく、利害を超えた感情に興味を持ったアルファルドは
「気が変わった」と言いつつも、初めからエアガンを持っていて
カミングズを撃つあたりは、初めから許すつもりだったのね。
そして「だって、だって、愛なんだろ?」と、いたずらっぽい
笑みで許すところは、冷酷で完璧主義っぽく見えるアルファルド
ですが、人間らしさが見えたような気がします。
シャムの手紙を大切に持ってるところを見るとアルファルドは
シャムが憎くて殺したとは思えず、むしろ愛してたのかな?と
思えます。
その愛ゆえに、カナンにシャムを取られたと疎外感を感じてか?
ゆがんだ愛の形として、結果的にはシャムを殺す方法を選んで
しまったように思えます。
だからこそ、カミングズの行動に興味を持ったのかな?と。
一方で、愛するハッコーに、そして犯した過去にケジメをつける
決意をしたサンタナですが「俺に何かあった時には・・・」なんて
鉄板な死亡フラグを自ら、発生してしまいました。
残り数話ですが、この展開から考えると重く辛いストーリーが
続いていきそうですね・・・![]()
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