「咲‐Saki-」 第23話『本気』
第23話「本気」
鶴賀の東横桃子に振り込みをする龍門渕の沢村智紀。
「ここからでは分からない何かが、あの卓上で起こって
いると言うのか・・・」
藤田プロも違和感を感じる。
「・・・カンも出来ないし、どうすればいいの?」
苦戦する咲。
久のタンヤオドラ2のツモ和了で桃子を追いかける。
「同巡(※1)に当たり牌
この見逃し、わたしのステルスを
警戒している
」
既にオーラスを向かえ、勝利の確信をする桃子。


公式戦とは、団体戦であり、個人戦には興味が無かった久。
「わたしも勝ちたい
」
しかし、咲たちとの出会い、風越の福路美穂子との再会が
気持ちを変化させる。
「燃えるわ
」と気合が入る久。
「ネット麻雀を打ってみてはどうかしら?」
牌が見えてこない咲。
牌の情報以外見えない相手と戦うネット麻雀。
合宿の時の久の言葉を思い出す。
「感じる・・・」
場が見えてくる咲。


「でも、今のわたしなら通せる
」
カンの可能性のある、生牌(しょんぱい※2)の南。
ステルスモードの桃子は強気に牌を捨てる。
「見えた
ポン
」
咲のポンに驚く桃子、そして場の空気が変わった気配を感じる
久に智紀。
「この一巡で和了牌が出れば・・・」
ポンをし、タンヤオをテンパイした久は、一巡に賭ける。
「・・・ここまで・・・かな?」
牌を閉じる久、そしてカンをする咲。
「嶺上開花ダブ南(※3)三色ドラドラ・・・3000、6000です。」
咲の大逆転で幕を閉じる。
「わたしのステルスが、そんな事で
」
久にネット麻雀を思い出し、集中したら南が見えたという咲の
言葉を聞く、桃子。


A卓 福路美穂子、龍門渕透華、加治木ゆみ、竹井久。
B卓 原村和、井上純、国広一、池田華菜。
C卓 南浦数絵、蒲原智美、吉留末春、宮永咲。
D卓 片岡優希、染谷まこ、東横桃子、沢村智紀。
ついに、最後の10回戦の半荘が始まる。
「全国に行くにはトップしかない。」と咲。
明カンの可能性を減らす為、東場は生牌を切らずに耐える
麻雀に徹しようとする数絵。
そして、末春のツモで幕が上がる。


A卓で先制和了する加治木ゆみ。
「各校部長対決か・・・負けられない戦いだなぁ。」
「あのぉ・・・鶴賀の部長は蒲原ですが・・・」
団体決勝の時も言ったと、藤田プロにツッコミをいれる実況。
「またカンが出来ない・・・」
またもや、苦戦する咲。
「カン
」
「ロン」
数絵の捨牌にカンをする咲だが、末春のロンが邪魔をする。
末春のトップで東場が終了し南場が始まる。
「あたたかい風・・・今のは?」
「さあ、始めましょう。」
南場になり、異変を感じる咲たち。
そして数絵の本気が始まる。


「うぅ・・・逆転されたしぃ
」
「こいつ、流れを変えても、そんなのお構いなしだ。」
B卓では華菜を抜かしトップに上がる和に驚く純。
「白の生牌・・・だが、南場は前へ出る
」
白を捨てリーチを賭ける数絵。
「いい鳴きでしたよ・・・わたしにとっては。」
白をポンする咲だが、それが裏目に出て、数絵にツモられる。
南場になり、勢いを増す数絵。
「まだ手が生きているのか?」
西をポンする咲を見て数絵。
「ツモ、嶺上開花
500、1000」
「あの決勝の時と似てる
」
西をカンし嶺上開花する咲を見て末春は思う。
「清澄の大将・・・。
南場のわたしの支配を受けて、なおカン出来るのか?
やはり全国クラスの化け物。」
咲を倒し、全国クラスだと証明したいと気合の入る数絵。
「約束だよ・・・原村さん
」
B卓では和の勝利で全国行きを、ほぼ決める。
「通った、これでわたしの勝ちです。」
筒子①の捨て牌が通り、勝利を確信する数絵。
「嫌な予感がする・・・」
それとは、対照的に不安に思う末春。
「カン
」
筒子⑦を暗カンをする咲。
「ツモ、嶺上開花・・・清一色(※4)ドラドラ、4000、8000です。」
再び、嶺上開花で大逆転勝利し、総合でも3位に浮上する。



「ここが勝負どころね。」
美穂子の右目が開く。
「そして対面の上埜さんは2順目から逆転手をテンパイしている。」
これで勝負と筒子①を切る。
「ここで、この牌が来た意味は?」
久はドラであり両面待ちが可能な萬子③を切り萬子⑨の単騎待ち
リーチで勝負を賭ける。
「降りてないのね。」
そのドラをポンする美穂子。
そして・・・
「ツモ
リーチツモ三色同刻三暗刻(※5)ドラ1・・・3000、6000」
「上埜さん、最後の最後で、きゅーわん(9萬)単騎に切り替え・・・」
久は、美穂子を抜き、ダントツトップで終了する。


全国行くが決まった。
1位 福路美穂子、2位 原村和、3位 宮永咲
「残念、届かなかったわ。」
4位で終わった久。
「全国出場おめでとう
」
久は美穂子に握手を求め、握手する2人。


「今度は最初から本気を出してくださいね
」
全国行きの約束を守れたという久に答える和。
「のどちゃん。 おっぱいでは1位だじょ
」
個人戦どうだったと、たずねるまこに久はこう答える。
「そうね・・・最初は興味は無かったわ。
でも、悪くなかった。
個人戦、楽しかったわ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
個人戦を、数話で上手くまとめたなと思う反面、消化不良と
感じる所もありました。
せっかく、団体戦にはいない未知なる強敵として登場した
南浦数絵ですが、結局は咲の嶺上開花にあっさりと敗れて
しまい、強さがあまり見えずに終わってしまったな・・・と。
久たちとの対局でも、そうでしたが、カンが出来ずに困る咲
ですが、最後の最後に役満を和了し、あっさり逆転・・・![]()
いままで、こつこつと点数を稼いでいた、他の対戦相手は
何だったんだろうと思ってしまいます。
これだと、咲の相手が強いのではなく、咲が嶺上開花が
出来なければ、ただの雑魚、運のみに頼る弱い打ち手の
ように見えてしまいました。
プラマイ0に出来る才能があるのだから、もう少しと言うか
かなり上手な打ち回しが出来るはずなのにね。
まあ、団体戦が決着した時点で事実上の咲は終了で、中途
半端な話数を残してしまい、おまけ的な要素だと言ってしまえば
それまでですが、強引な幕引きで決着がついたのが残念です。
逆に良かったと思うのは、お互いライバルではなく、百合~な
関係でもなく、だけどお互い意識してしまう、気になる相手である
上埜(竹井)久と福路美穂子。
団体では美穂子の勝利、そして今回は久の勝利、だけど全国を
手中にしたのは美穂子と、無難でありがちな展開ですが、綺麗に
上手く決着をつけたと思います。
ただ、透華は目立つ場面のなければ、加治木ゆみにさえ負けて
ビリになったりとボロボロと散々でかわいそうです![]()
残り2話で是非、活躍の場を期待してます。
ところで、桃子のステルスモード。
和の時もそうでしたが、咲がネット麻雀をやってるように牌に
集中するだけで、やぶれる弱点があるということは同じ高校にいる
妹尾佳織も、「みっつずつ」とか数えるぐらいのド素人な訳ですから
他人の心理を読んだり、捨て牌で待ちを読むなど高等技術や
余裕は、当然無い訳ですから、ステルスは通じなかったはずで、
もし佳織相手に部活の時に少しでも、ステルスを発動してたら、
この弱点に気がついていたと思うので、その時はまた違った展開に
なっていたのでしょうね。
まあ、あまりにも素人で使う機会がなかったのでしょうけど・・・![]()
※1 自分の番が来るまでの1周の間に、他人の捨て牌に和了牌が
あること。
この場合、智紀が筒子②を捨て、久が筒子④のツモ和了した
訳ですが、②③④、⑤⑥⑦、③③と智紀の②でも和了だった訳
ですね。
※2 場に1枚も出ていない牌の事。
※3 南を3枚以上揃える役で、南場の南家にいる咲は、役がダブる
ので2飜、つまりダブ(ル)南の役になる訳です。
ちなみに東場の東家の場合はダブ東ですね。
※4 同じ種類の字牌で、つくる役。
数字が一杯で良く分からないかもしれないので、分解すると。
①②③、②③④、③④⑤、⑦⑦⑦⑦、⑤⑤となります。
※5 三色同刻(さんしょくどーこー) 萬子、索子、筒子の3種類を
同じ数字で各3個集める役。
三暗刻(さんあんこう) 同じ絵柄を、鳴かずに3種類集める役。
| 固定リンク
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 「君に届け」 第9話『新しい友達』(2009.12.05)
- 「君に届け」 第8話『自主練』(2009.11.26)
- 「うみねこのなく頃に」 第22話『episode Ⅳ‐Ⅳ problem child』(2009.11.28)
- 「そらのおとしもの」 第8話『血斗は誰がために』(2009.11.25)
- 「うみねこのなく頃に」 第21話『episode Ⅳ‐Ⅲ prophylaxis』(2009.11.21)
「咲-Saki-」カテゴリの記事
- 「咲‐Saki-」 第22話『約束』(2009.09.10)
- 「咲‐Saki-」 第25話(最終回)『全国』(2009.09.29)
- 「咲‐Saki‐」 第24話『夏祭り』(2009.09.21)
- 「咲‐Saki-」 第23話『本気』(2009.09.17)
- 「咲‐Saki-」 第21話『追想』(2009.08.25)





コメント