「君に届け」 第4話『噂』
第4話「噂」


「楽しいよ
」
学校が楽しい・・・そう、うきうきと両親に言う爽子。
「ひとり占め。」
翔太が言った言葉を思い出し、意味は分からないけど、
幸せを感じる。


学校中に広まっている、自分達のウソの噂を聞く、あやねと
千鶴は、貞子が地位を上げるため、翔太たちを利用している
という事を聞き、そんなはずは無いと笑い飛ばす2人。
「??そうなんだ・・・2人とも、お強いんだねぇ。」
とりあえず、確かめようと、あやねは100人斬り、千鶴は男子
全員を殴ったと話すが、的外れな答えをする爽子。
「白っ
」
爽子を指差す、2人。


「人の役に立てるのは、とても嬉しい
」
爽子は、千鶴に中間テストの要点ノートを渡すと、見せて欲しいと
集まるクラスメート。
「遅いな・・・風早くん・・・」
「お猪口の周りを何人も何人もクルクル回ってて・・・
クルクル、クルクル・・・。
そのうち、1人づつ、お猪口の中に入っていったんだよ
」
その頃、体育教官室で、翔太に、ちっちゃいおじさんを見たと
力説するピン![]()


爽子と目を合わせてから、変な事が続くとピン。
「俺が見た黒沼は、前向きでいい子だよ・・・」
爽子と出来てるのか?と言われ真っ赤になり動揺する翔太。
「マニアックすぎねぇ・・・」
爽子の顔を思い浮かべるピン![]()



「おでこ・・・や、やっぱ、もう一回、見たいな。」
爽子に見つめられ、照れる翔太。
「わたしといて、楽しいかな・・・?
そうだといいな・・・そうだといいな・・・
」
1人が当然だと思っていた、爽子。
席替えのあの日から変わった・・・
知らない気持ちで心がいっぱい・・・
「大事にしたいな・・・初めてもらったプレゼントみたい・・・」


「最近、もっと恐れられてるような気がする・・・」
そう、感じる爽子に声をかける詩乃。
「やっぱり、誤解って、なかなか無くならないから。」
噂が広まってると、詩乃の言葉に霊感とか呪いの噂だと思い
そう言う爽子。
友達の悪口は言うはず無いと、安心する詩乃。
と・・・友達じゃないよ
友達が出来てよかったと言う、詩乃を否定する爽子の言葉を
偶然、聞いた、あやねと千鶴は驚きの表情を浮かべる。 


続きが気になる、あやねたちだが、ピンに連れ去られてしまう。
「2人の事が大好きだから・・・もし、そうなれる日が来たら
すごくいいなって思ってる。」
あやねと千鶴の2人を見てると、お互い大好きだって分かる。
そんな、関係に、いつかなりたいと思う爽子。
「す・・・好きって言うか・・・好きって言うよりも・・・あの・・・」
自分達の事を好きか?と聞く千鶴に、答える爽子の言葉を
遮るように「分かった」と千鶴。
こんなちょっとの事で気持ち、分かってもらえたの?
なんだか、わたしまで悲しい・・・
寂しげな2人の後姿を見て思う爽子。

「ひ~、い、いつの間にか貞子からウラ番に~
」
あやねや千鶴、そして翔太まで使ってると、噂される爽子。

「わたしの・・・せい・・・?」
あやねや千鶴、そして翔太の周りにいる事で、不幸にしてると
噂され、自分のせいで傷つけてるのか?と悩む爽子。

「わたし、周りにいない方がいいの・・・?
まわりに、居ちゃいけないの?」
いつかは、翔太も傷つける・・・。
そう思い、翔太を避ける爽子。


目を真っ赤にして、登校する、あやねと千鶴。
「ごめんなさい・・・わたしが元気無くさせてたんだね?」
あやねたちに、そう謝ると、逃げるように立ち去る爽子。
「どっちにしろ、きっついね・・・」
爽子にとって、多少は大きい存在だと思っていた、あやねや
千鶴は、噂は本当だと言う事なのか?それとも、好きじゃないと
言う事なのか・・・?
どちらにしても、辛い言葉だと、あやねたち。
「噂してる人たち、探して誤解を解きたい
」
いつもの元気な、あやねや千鶴に戻って欲しい。
2人は、ただ優しいだけだと、誤解を解きたいと噂をしてる人を
探そうとする爽子。


泣きたいのは2人の方と思いつつも、涙を流す爽子。
「もし、この先、何があったとしても、嫌うことなんて
絶対に無いよ・・・何があったって、絶対に無いよ。」
涙を流した爽子に、何か傷つけたのか?と心配する翔太に
そう答え、立ち去る爽子。
自分がそばに居ると迷惑になる・・・
避けたくないけど、側にいない方がいい・・・
どちらが正しいのか?
思い悩む爽子だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
爽子と、あやねたちが今後、本当の親友になれるのか?の
試練ですね。
冒頭では、両親に楽しいと言っていたのに、あやねたちと、
ちょっとした、すれ違い(解釈の違い)で、一転して気まずい
雰囲気になってしまい、苦悩する爽子。
一方、爽子が本当に噂してるのか?自分達の事を嫌ってるのか?
信じたいけど、信じられない・・・。
それを真剣に悩み、夜も眠れず目を真っ赤にするほど、あやねや
千鶴にとって、爽子の存在が大きくなっていて、この2人の姿も
見ていて、辛いし、きついですね![]()
特に1人で居ることが多かった爽子は、コミュニケーションが
低いわけで、「好きっていうか~」の自分の不用意な発言と
言うか、それにより、あやねたちが傷ついてしまった事に気が
付かず、噂をしている人を探し出したいと思うのも、当然の事の
ような気がします。
千鶴が、最後まで聞かず、爽子の事を信じられなかったのが、
最大の原因のように思えますが・・・![]()
それにしても、爽子は「好きっていうか~」の後に、何を言い
たかったのでしょう。
好きというより、あやねや千鶴のように本当の友達(親友)に
なりたい・・・そう言う事を言いたかったのかな?
そして、偶然にもトイレで自分が2人の、そして翔太の側に居る
のが原因だと聞いてしまい、あれこれと悩む爽子の姿が、痛々
しいです・・・。
特に、自分の悪口というか噂ならともかく、人の役に立ちたい、
楽しませたい・・・。
そういう思いが人一倍強い爽子にとっては、一番辛い事でしょう
からね。
そんな爽子を救えるのは翔太しかいない訳で、今は爽子の涙の
原因が自分なのか?と思う翔太だけど、この状況を理解出来た時、
爽子にどのように、前に進むきっかけを与える事が出来るのかに
期待ですね![]()
爽子は、話して誤解を解くと言うより、体当たりでぶつかって
とにかく、その姿を、あやねたちに、見てもらって理解してもらうしか
無いのですから。
頑張れ、爽子![]()
それにしても、ピンのマニアック発言や、ちっちゃいおじさん
クルクル発言と言い、この重々しい雰囲気の中、和ませてくれて、
いいキャラしてます![]()
まあ、現実にこんな先生がいたら、差別発言と言っていい訳で
絶対に問題になりますし、軽蔑してしまいますけどね![]()
キミトドで、いつかは登場するだろうとは、思っていた能登さんと
浪川さんが今回出てましたね。
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