「君に届け」 第7話『土曜の夜』
第7話「土曜の夜」



土曜の夜、店の定休日で、放課後ラーメンデビューが出来
なかったけど、お茶してラーメン談義をして楽しかった事を思い
出しながら夕食を作る爽子。
そんな、爽子の元に千鶴から、ラーメンの誘いの電話があり
出かける。


携帯の番号を千鶴たちに聞かれるが、必要性が無く持って
ないと爽子。
「今、真田くんがいたような・・・?」
不思議がる爽子に、龍の家だと言うあやねたち。
「みんなで食べたから倍、美味しかった~
」
食べ終わり、2階に上がるように誘う千鶴。


「本当に、仲いいんだなぁ・・・吉田さんと真田くんは。」
龍の部屋で、くつろぐ千鶴を見てそう思う、爽子。
「あの・・・もしかして2人は恋人同士なんじゃ・・・」
笑みを浮かべる龍に、慌てて否定する千鶴![]()
「千鶴とは、男兄弟みたいなもんだ。」と龍。
「兄弟いないから羨ましいなぁ
」
爽子のズレてる発言に、心の中で、つっこむあやね




「わたし・・・一緒にいてもいいんだな・・・
」
大好きな友達といられる・・・幸せを感じる爽子。
「わ、わ、わ、わたしでいいのかな?![]()
」
「だけど・・・来て欲しい・・・」
翔太を呼ぼうと思いついた千鶴は、龍の携帯で爽子に電話を
させようとし、震えながらも電話をする爽子。
爽子からの電話に驚く翔太。
「風早くんがいたら、もっとすごく楽しくなるなって。」
速攻で向かうと返事をする翔太。



中学時代のアルバムを見る爽子たち。
「これがみんなの風早くんかぁ・・・」とあやね。
野球部だった、龍に翔太。
野球が上手かった翔太が高校で野球部に入らないとピンが
落胆していたと龍。
「わたしが知らない風早くんだ・・・どんな中学生だったの
かな?」
でも、これからの翔太を見ることが出来る・・・みんなと一緒に
いられる・・・きっと楽しい、楽しみだと思う爽子。

龍に普通に好きと言われ喜ぶ爽子は自分も好きだという。
わたしたちの事は?と聞くあやねたちに、大好きと爽子から
聞いて、そう言う事かと納得する2人。
「じゃあさ、貞子、風早のことは?」
「・・・だ・・・だい好き・・・だなぁ
」
あやねの問いに、真っ赤になりながら答える爽子に、自覚は
無いが自分たちの好きと違うことを感じる2人。


「俺はスケベでも、むっつりじゃないっ
」
扉を開けて怒る翔太。
「男の子だなぁ
」
真っ赤になる翔太を見て笑う爽子に笑うなと言うとバカにしてる
訳じゃないと、慌てる爽子。
「うそ・・・笑って。」
爽子を笑顔で見つめる翔太。 
「なんだか、いつもよりドキドキするみたい・・・
教室の席より、もっと近くにいるせいかなぁ・・・
」



爽子を真ん中に挟み、動揺する翔太を見て喜ぶ、あやね。
そんな2階の騒がしさに気がついたピン。
ピンは翔太の父親が監督をしているリトルリーグ出身で小さい
頃から知ってるという。
「こんな顔もするんだな・・・」
ピンと睨み合う翔太を見て思う爽子。
「楽しかったな
」


コンビニに用があると、爽子と一緒に帰る翔太。
そんな翔太を見て、からかう、あやねと千鶴。
龍の好きなタイプを改めて聞く、千鶴。
「鈍くて、単純なやつ。」
「マ・・・マニアックな趣味だなぁ
」
爽子の顔を思い浮かべる千鶴。
「報告しに来たんだろ? 仲直りしたってさ。」
龍の言葉に真っ赤になる千鶴。
この高校で良かったと爽子。
中学時代の顔、初めて見た顔・・・自分の知らなかった翔太を
知ることが出来て嬉しい・・・そう思う爽子だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
デフォルメされた、丸顔の龍がお気に入りですw
男である翔太からの電話ならともかく、あやねたちからの
電話で、母親がこんなに驚くなんて・・・。
昔っから、爽子は1人ぽっちだったのね![]()
爽子の天然なポジティブ思考で救われてるけど、両親は
友達がいない事を心配してなかったのかな?・・・と疑問。
今どき、必要性が無いからと携帯も持ってない爽子ですが、
それを笑ったり、買うことを強制もせず、さり気なく振舞う、
2人がいい感じです![]()
というか、両親も友達が、いない事を心配して必要がないと
いっても、携帯ぐらい買ってあげたらメールとかで友達が
出来るかもとか思わなかったのかな![]()
買ってあげようよ、携帯w
友達がいなかった爽子にとっては、友達と過ごす事が全て
新鮮で些細なことでも、楽しいと感じてしまう。
こんなピュアな気持ちを、能登ボイスで囁かれると、心が洗われ
そうな感じがしてしまいますね。
それにしても、爽子じゃないけど、今回で色々な人物関係が
見えてきました。
あやねには大学生の恋人がいて、大人の世界を知っている![]()
このあたりが、多少なりとも噂の火種になっていたのね。
翔太たちが平気でピンと言ったり親しそうに話していたと思ったら、
小さい頃からの幼馴染な関係だったのね。
翔太は野球も上手いみたいですが、なぜ部活に入らなかったの
でしょうか?龍と違って、坊主頭はイヤだったのかな?w
初めは龍も爽子の事が好きになって、翔太のライバルに
なるのかな?と思っていましたが、龍は千鶴の事を男兄弟の
関係と言ってますが、龍の千鶴を優しく見る目や、さり気なく
支えたりしている姿を見ていると、龍が好きなのは千鶴の
ような感じです。
好きなタイプは「鈍くて、単純。」これは龍が好きなのに鈍くて
気がついてくれない千鶴。
そして、仲直りをした事を報告する為にラーメンを食べに
爽子を誘って、龍に見せようと考えた千鶴の単純な行動を
言っているのは明らかだと思います。
まあ、千鶴も龍に対して好意があるのは、分かりますが、
照れ隠しもあるでしょうが、思いっきり否定したり、タイプと
聞いて爽子を思い浮かべるあたりは、かな~り鈍そうで、
千鶴にその思いが届く日がくるのでしょうか?
そして、爽子は翔太の事を、大好きと言って照れてますが、
あやねたちは、その好きが特別な好きと気がついた様子
ですが、友達と接する機会が無かった爽子には、それが
特別な好きだと自覚してないみたいですね。
やっぱり、こういうのには定番の恋のライバルが必要で、
見え隠れするものの、なかなか表舞台に登場してきませんが、
胡桃沢梅が鍵を握っているような気がします。
そういえば、この胡桃沢梅に対し、千鶴が良い顔をしなかったりと
何か因縁がありそうですね。
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